2013年07月01日
相続税の納税資金作り・・・
バブル期末期の頃に顧客の依頼で相続税の資金捻出に協力させて頂いたことが何度かありました。相続税は、発生から10ヶ月以内に現金で納める事になっております。
山林や農地等の資産があっても納税が億円単位になりますと現預金をお持ちの方は希少ですので、短期で資産を処分して資金を捻出しなければなりません。
事前に相続についての相談を頂いておられた顧客には、換金する資産(土地)の中から目途を立てさせて頂き、下準備をさせて頂いたケースもありました。
土地を換金するには市街地の山林農地を宅地分譲業者に売却すればよいのですが、その頃でも売りたい土地の値段は近隣住宅地価格の半分程度でしたので、1ヶ所の土地処分では捻出税額に届きませんでした。多くを手放したくない顧客は私に名案を求めました。そこで、資金の全くない弊社が地主と組んで分譲地の販売をすることにしたのです。
分譲地売上総金額、工事費、諸認可申請費用、販売費、借入金と金利、利益、リスク等々の全てを顧客にオープンで説明し、共同で宅地分譲を実行しました。時勢が良かったので幸いにして売り損じはありませんでした。私も利益を頂きましたが何より実績から得られた自信は大きかったです。
山林や農地等の資産があっても納税が億円単位になりますと現預金をお持ちの方は希少ですので、短期で資産を処分して資金を捻出しなければなりません。
事前に相続についての相談を頂いておられた顧客には、換金する資産(土地)の中から目途を立てさせて頂き、下準備をさせて頂いたケースもありました。
土地を換金するには市街地の山林農地を宅地分譲業者に売却すればよいのですが、その頃でも売りたい土地の値段は近隣住宅地価格の半分程度でしたので、1ヶ所の土地処分では捻出税額に届きませんでした。多くを手放したくない顧客は私に名案を求めました。そこで、資金の全くない弊社が地主と組んで分譲地の販売をすることにしたのです。
分譲地売上総金額、工事費、諸認可申請費用、販売費、借入金と金利、利益、リスク等々の全てを顧客にオープンで説明し、共同で宅地分譲を実行しました。時勢が良かったので幸いにして売り損じはありませんでした。私も利益を頂きましたが何より実績から得られた自信は大きかったです。
Posted by アイデクス at 15:42