2013年08月01日
賃貸建物返還時の現況復帰
10月末で賃貸倉庫の契約が終了する話があります。契約条項に基づき返還時に現況復帰をして頂くと言う事で、私は貸主の代理として借主さんと立合いをしました。借主側には建設会社の技術屋さんが付いて来ており、毀損箇所の修復方法を説明して下さりましたが、私としては期限内に復元して頂きたいだけであると申すしかありませんでした。借り側は手軽な修繕で終わらせたい意図が働き、貸し手は次のテナントにしっかりと修復した建物を提供したい気持ちがあるので、現況復帰の判断は難航します。老朽劣化なのか毀損なのか立場が替ると見る目も替ってきます。一通りの検証が終わり、私の所見も伝えましたので、建設会社から毀損している所と修復時期の報告を待つ状態です。毀損修復はまとめて調べ上げると意外と多く、費用も大きいと思います。毀損は生じた時に、その都度修繕して頂いておけば良かったと思っております。マメに点検しなかった私にも落ち度はあるのでしょうが・・・。
Posted by アイデクス at 16:18